家庭教育のポイント

家庭教育の大切さ


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家庭での学習がなぜ必要なのか?その理由からお話しします。言葉を習得するには「幼い時期から、自然な環境の中、口にし、生活しながら身に付けていく」のが最も効果的だと言われています。まずは、私達がどのようにして母国語(日本語)を習得したのかを考えてみたいと思います。

まだオムツをしている赤ちゃんに、私達は「ごきげんね!!」や「おなかすいたの?」など毎日のように話しかけます。別に赤ちゃんがこれらの言葉を理解し、返事をしてくれることを期待しているわけではありませんが、毎日何百回何千回も話しかけることにより、赤ちゃんの脳細胞が刺激され、やがて片言で真似するようになります。周りの人々が、これに応じて答えたり訂正したりして、赤ちゃんは徐々に言葉に慣れていきます。お友達ができ、幼稚園や小学校へ通うようになると、子供達の生活レベルで、着実に母国語(日本語)が身に付いていくのです。


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英語も日本語と同じ「言葉」である以上、幼児期に英語の環境に置かれたならば、苦労することなく、英語を自由自在に操れるようになります。

だからこそ、英語を幼い頃から日本語と同じように身に付けるためには「英語に常に触れる環境」が大切なのです。それが実践できるのは家庭をおいて他にはありません。いくら英語教室に通ったとしてもそれは週に1〜2回のこと。担当講師と協力しながら、レッスン外でどのようにして英語に触れる時間を増やすのか? ここがポイントです!


幼児期に英語に触れることがなぜ重要なのか?

それでは、なぜ幼児期でなければならないのでしょうか?これには3つの理由があります。

Reason1 : 微妙な音(発音)の違いを聞き分けられる!

『言葉=音』です

英語は日本語よりもたくさんの「音」をもつ言葉ということをご存じですか?一般的には“周波数領域が違う”という形で言われます。赤ちゃんの頃は、16〜16,000Hzの音を聞き分けることができるのですが、日本語(100〜1,500Hz)の環境のみに慣れてしまうと、日常聞くことのない周波数域の音(言葉)を聞き分けられなくなります。ちなみに、英語は「800~12,000Hz」という領域です。多くの日本人が「L」と「R」の音を聞き分けることができないのは、まさにこのことが原因だと言われています。


Reason2 : 微妙な音(発音)の違いを作り出すことができる!

英語の微妙な音の違いを聞き分けられるからこそ、この微妙な音の違いを作り出すこともできるのです。音(言葉)を作り出す部位は、大まかに言うと「口から喉にかけての組織」です。幼ければ幼いほど、様々な音を作り出す能力が高いのですが、成長するにつれて、普段使われることのない組織は、柔軟性を失っていきます。一流のスポーツ選手は、必ずと言っていいほど、幼い頃から練習に励んでいるということや、大人になって初めて体を使った何かをはじめたとしても、なかなか思うように進歩が見られないということは、まさに身体の柔軟性の有無に左右されるという事例です。つまり、変声期前の子供達(特に幼児)は、微妙な音(言葉の周波数)の違いを簡単に作り出せる柔軟な「声帯」を持っています。ネイティブのような正しい発音を自然と身に付けることができます。


Reason3 : 模倣能力が高く、反復練習を好む!

幼児の言語習得法は「条件的習得」と言われています。条件的習得とは、理屈なしに言葉を受け入れ、素直(言われるがまま)に身に付けていくということです。幼児期の特徴として、「単純な反復練習を好む」という特性があります。これは、言語習得において絶対不可欠な「繰り返しの練習」を容易にします。 そして子供が9歳頃になると、言語習得法の主流が条件的習得から「概念的習得」に変わってしまうと一般的に言われています。習得するために「どうして」という理屈を必要とし、また「反復練習(単純作業)」を嫌う特性も出てきますので、この時期に英会話を始めた子供達には、レッスンや家庭学習が多少苦痛になる傾向があるようです。